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水彩画くどうさとし
Watercolor by Satoshi Kudo

透明水彩画家
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■水彩教室

<< 【絵の具】3原色+α | main | ハヘイ(ニュージーランド) >>
【絵の具】3原色+α その2
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    ブログテーマ:水彩画 

    東京ゲートブリッジ Tokyo Gate Bridge / Watercolor

    ボクの使っている3原色+α(計6色)の絵の具についての続き。

    混色の参考にしていただければ幸いです。

     

    +αの3色

     

    群青:ウルトラマリン・ライト(フレンチウルトラマリン)

    ウルトラマリン 

    この色は他の絵の具では代替が効かないなぁ。赤みがかった青は冬の空や夏の海の定番。”3原色の青その2”という位置づけです。きれいな紫を作るためにも必要です(マンガニーズブルーとキナクリドンレッドではくすんだ紫になる)。ボクがこの絵の具が手放せないもう一つの理由は、「バーントアンバー」と混色するとあらゆる色合いのブルーグレー、グレー(黒)、ダークブラウンが作れるから。ひとまとめに「混色のグレー」と呼んでいて、パレットのひと区画はこの「混色のグレー」専用になっています。3原色を混ぜても同じようにさまざまな色合いのグレー(黒)を作ることができますが、この組み合わせでは2色で作れるので重宝します。彩度を落としたい色にはこの混色のグレー(黒)を混ぜるだけで簡単に彩度を落とすことができます。絵の具の「黒」「グレー」を使うより絵になじみやすいかな。

    ウルトラマリンとバーントアンバーの混色 

    「混色のグレー」ウルトラマリンとバーントアンバーの混色

     

    茶:バーントアンバー(バーントアンバー)

    バーントアンバー

    風景画ではアースカラーを頻繁に使うので、茶色は便利です。この色にウルトラマリンやマンガニーズブルー、カドミウムイエローを混ぜればさまざまな色のアースカラーを作れます。また、ウルトラマリンのところで説明しましたが、「混色のグレー」を作るのに欠かせない絵の具です。

     

    赤茶:バーントシェンナ(バーントシェンナ)

    バーントシェンナ

    この色も風景画でよく使う、さまざまな色合いのアースカラーが作れます。また、画面全体が色味にかけるようなとき、この色をほんの少しどこかに加えることで華やかさを添えることができます。地味な赤と言ってもいいかもしれませんね。

     

    このほかに、修正用の白、アースカラーのイエローオーカー、テールベルト、透明色のトランスペアレントイエロー(W&N)・トランスルーセントイエロー(シュミンケ)などを絵に合わせて使うこともあります。

     

    カラーテーブル

    水彩カラーテーブル ColorTable Watercolor

    3原色+α(6色)のカラーテーブルです。見方は高速道路の料金表と同じ。下と左にたどってぶつかったところが混色した結果です。たったこれだけでもいろんな色ができます。もちろん、混ぜる割合や濃さを変えればもっとバリエーションが増えます。さらに「混色のグレー」を混ぜれば使い切れないくらいの色を作ることができます。混色で悩んでいたら、思い切って使う絵の具を減らしてみるのもいい方法だと思いますよ。参考にしていただければ幸いです。

     

    冒頭の水彩画

    「東京ゲートブリッジ」(Tokyo Gate Bridge)

    3原色+αの6色だけで描いています(ほかにマスキングインク)。この茜色はキナクリドンレッドとカドミウムイエローライトの混色で作りました。2年前のホンダカーズ東京のカレンダーイラスト。

    紙:ウォーターフォード ホワイト コールドプレス 300g

     

    | 水彩画基礎編(混色) | 16:03 | comments(0) | - |