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水彩画くどうさとし
Watercolor by Satoshi Kudo

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【絵の具】3原色+α
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    ブログテーマ:水彩画

    水彩絵の具カラーチャート

    ボクの使っている6色の絵の具について。

    混色の参考にしていただければ幸いです。

     使う絵の具の数、何十色も使う方もあれば、奈良の青江さんのように文字通り3原色(3色)の絵の具だけで描くという作家もいて、まちまちだけれど、それでも大きく2つのタイプに分かれるようです。

     ひとつは「中間色派」とでも言いましょうか。「中間色」の絵の具を使って描くという方法。パレットに「緑」や「オレンジ」の絵の具が用意されていて、中間色は中間色の絵の具を主に使います。

     もう一つは「3原色派」。「中間色」を混色で作るという方法。混色では作ることができない絵の具、「赤」「青」「黄」で、多くの色を混色で作って描きます。補助的に中間色の絵の具を使う人もいるし、まったく使わない人もいます。中間色の絵の具を補助的に使う人も「3原色派」と言っていいでしょうね。

     

     ボクも「3原色派」ですが、最初は画材店で売っている24色セットからスタートしました。描いているうちに混色でつっくったほうがオモシロイと思うようになり、徐々に絵の具の数が減って今は6色(3原色+α)になりました。どんな絵の具を使っているか、何故その絵の具を選んだのかを書いてみます。絵の具の名前はホルベインの絵の具で、カッコ内はウィンザー&ニュートンの名前です。

     

    3原色

     

    赤:キナクリドンレッド(パーマネントローズ)

    キナクリドンレッド

     

    キナクリドンレッド

    この絵の具はとても鮮やかなローズ色をしています。赤の中では青みがかった赤、赤紫に少し近い色になります。黄色をわずかに混ぜるといわゆる「赤」スカーレットやカーマインのような色になり、ウルトラマリンに少し混ぜると鮮やかな紫になります。印刷インクの「マゼンタ」に似ているので、ボクにとっては色が作りやすい絵の具です。青みがかっているのでオレンジを作るとやや彩度が落ちますが、風景画では問題ありません。3年に1回くらい、鮮やかなオレンジが必要なときはバーミリオンを補助的に使います。耐光性に優れていルのも選んだ理由のひとつですが、紙に染みつくのでリフティングはやりにくい絵の具です。

     

    青:マンガニーズブルー・ノーバ(マンガニーズブルー・ヒュー)

    マンガニーズブルー 

    この絵の具は空色をしています。似た色に「セルリアンブルー」がありますが、混色するとまったく違った結果になります。これも印刷インクの「シアン」に似ているので、ボクにとっては混色の予測がつけやすい色です。暖色系の青なので、暖かい季節の空の色にはぴったり。黄色と混ぜると明るい緑ができるので風景画では重宝します。キナクリドンレッドを少し混ぜると暗い青紫になり、遠景の青く霞んだ風景にぴったりの色になります。固まると溶けにくいようですが、最初に水をスプレーしておけば問題ありません。

     

    黄:カドミウムイエローライト(カドミウムイエロー)

    カドミウムイエローライト 

    黄色の中では少し赤みがかっていますが、黄色の絵の具の中では彩度が高くて強い色です。不透明色なので溶かずに使うと暗い色の上にも黄色をのせることができます。風景画ではこの色をそのまま塗ることはまずありません。出番が多いのは「緑」を描くとき。青と混ぜてさまざまな色味の緑を作ることができます。キナクリドンレッドと混ぜると美しい茜色を作ることができます。耐光性があり、色あせに強い絵の具です。

     

    その2に続く

     

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    | 水彩画基礎編(混色) | 20:02 | comments(0) | - |